| その他の柑橘類 |
 夏みかん |
甘夏。あまなつ。 川野夏橙とも。 樹勢は強く、樹姿は開張性で大木となる。 耐寒性は中程度で、温州ミカンより弱い。気温-3℃以下4時間以上に遭うと低温障害が発生するので、冷気の停滞する所は不向きである。 果実の単為結果性は弱いが、自家受粉による種子形成力は強く、結実性は良好で豊産性。熟期は2月中下旬-3月中旬。果実は貯蔵され4、5月(初夏)に出荷される。
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新甘夏。しんあまなつ。 サンフルーツ、ニューセブン、田浦オレンジとも。 甘夏の枝変わり品種。果皮が滑らかで比較的強い枝にも実がなる。耐寒性は甘夏と同程度。糖は甘夏より多いがナリンギン含量も多い。
ナリンギン:グレープフルーツ、ナツミカン、ブンタン、ハッサクなど特定の柑橘類に含まれる苦味成分。フラボノイドの一種。皮膚の弱い人はヒリヒリするのもこの物質が原因。未熟果に多い傾向があるのでよく熟したものを選ぶ。
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紅甘夏。べにあまなつ。 豊産性。果皮が赤みを帯びた橙色で、果肉の色も濃い。他は甘夏と同様。
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 イヨカン |
宮内伊予柑。 樹勢は弱くわい性。極めて豊産性。結果過多による衰弱に注意。まず樹体の育成をはかり、土壌管理や摘果などを十分に行う。肉質は柔軟多汁で、種子は少ない。減酸が早く、年内に収穫し、年末から3月にかけて出荷される。耐寒性弱い。
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| カボス |
大分1号。 樹勢はやや強く、直立気味だが結果年齢になると開張してくる。隔年結果性はそれほど強くなく豊産性。耐寒性はあるが冬季落葉しやすく防風の工夫が必要。10月中旬頃から緑色が抜け始め11月下旬には鮮黄色となる。果皮は薬味として7月から利用可能。食酢としての利用は、露地栽培で8月中旬〜10月上旬頃。
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 清見オレンジ |
清見(きよみ)。<宮川早生xトロビタオレンジ> 樹勢は中程度。樹体の耐寒性は温州ミカンより弱いが、柑橘類の中では強い部類。花粉をまったく生じず、単為結果性が強いので、周囲に受粉樹が無ければタネ無しとなる。熟期は3月上・中旬。果皮、果肉にオレンジの香りがあり風味は良好。
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 金柑 |
きんかん。 樹勢は中程度。開花は7月中旬に最も多く咲き、9月にも開花のピークがある。自家和合性で結実は良好。露地栽培では11月以降3月頃まで収穫される。金柑は病害虫に対して強く、栽培しやすい果樹のひとつ。樹上で果実を越冬させる時は、鳥害と凍害に注意。隔年結果性は多少認められるので、着花過多には留意する必要あり。適地は関東地方以南。
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| 寧波(にんぽう、ねいは)金柑。明和金柑とも。代表的な品種。甘味と香気に富む。 |
| 丸実金柑。 |
| コミカン |
こみかん。小ぶりのみかんで温州みかんと同様に育てられる。 |
| スイートスプリング |
<上田温州xハッサク> 樹勢は温州みかんより強い。耐寒性は同程度。花粉のねん性は低い。また、単為結果性は強くないため無核果は少ない。果皮は熟してもやや緑色を帯び、外観はあまりよくないが、多汁で果肉はシャキッとかため、薄皮にも苦味はなく食味は優れる。熟期は1-2月頃。あまり遅くまで樹上にならせておくとスが入るので注意。
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 スダチ |
樹姿は開張性で放任すると扇球形の樹冠を形成する。 耐寒性はかなり強い。隔年結果性はほとんどない。 10月上旬から緑の退色が始まり、11月中旬には完全着色し橙色となる。しかし、着色すると香りや酸味が減少するので、濃緑色のうちに収穫して利用する。
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| セミノール |
<ダンカングレープフルーツxダンシータンゼリン> 樹勢は強く生育旺盛。枝は密生し、樹姿は開張性。豊産性で赤橙色の果皮は美しい。柔軟多汁で爽快な風味があるが、酸含量が極めて高い。成熟期は4−5月。2月頃から退色し始めるが、袋がけで抑えられる。また最低気温―3℃以下ではスが入ることもある。
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 デコポン |
不知火(しらぬい)とも。 樹勢はやや弱く、樹体の耐寒性は清見と同程度。果実の耐寒性は温州ミカンより弱いため、年平均気温が16.5℃以上、収穫期までの最低気温が-3℃以下が長続きしないところが適地。単為結果性が強く、種子数が極めて少ない。熟期は2-3月で食味は極めて良好。
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 土佐文旦 |
とさぶんたん。 樹勢は強く、豊産性。隔年結果は比較的少ない。耐寒性は弱い(1月の平均気温5.5℃以上が望ましい)。 自家受粉では小果であるが、夏橙(夏みかん)や八朔の花粉を受粉すると大果となる。自家不和合成も強いため、受粉樹を用意したほうがよい。 熟期は2-3月。(凍害を避けるため12月中下旬に収穫することも。)
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| ネーブル |
足立 |
清家ネーブル。せいけ。 樹勢は中位。年内に成熟し食味良好、早生種。糖度が高く、酸は変わらないので保存性が良く3月頃まで食べられる。豊産性。
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村上(寅)ネーブル。 直立性のち開張性。成木に達してから樹勢が弱くなる。連年結果性で豊産性。摘果を十分に行う必要がある。果汁多く甘味比も高いが酸は少ない。熟期は3月頃。
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森田ネーブル。 樹勢はそれほど強くない。豊産性。糖度も高く品質良好。晩生で、熟期は3月頃。
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 八朔 |
農間紅八朔。のまべにはっさく。 樹勢は強く、樹姿は直立性で大木になる。着花数はやや少ないが豊産性。糖度高く、酸味もあり味は濃厚。食味に優れる。成熟期は2月-3月頃。着色の良いものは12月下旬から収穫可能。
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 八朔No.55。 弱毒ウイルスHM-55を保有することで強毒ウイルスへの抵抗性を高めた品種。 樹勢は強く、直立性で大木になる。自家不和合性で、単為結果性も弱いので、大果の生産には川野夏橙などの受粉樹が必要。肉質はやや硬く、果汁も少ないが、爽快な風味を好む人もいる。熟期は2-3月頃。ただし冬季低温にあうとナリンギンによる苦味が増加するので年内に収穫することが多い。
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| はるみ |
<清見xポンカン> 樹勢は中位。定植1年目に結実させないことで成木化が早まる。とげは少なくほぼ消失。隔年結果性強く、豊産性。摘果しすぎて極端な大果となると肉質が粗くなる。芳香あり、食味はポンカンに近い。糖度も高く、品質良好。熟期は1月頃。
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| ポンカン |
今津ポンカン。 樹勢は中位。枝は密生し、豊産性。皮はむきやすく、糖度は高い。12月中旬以降に完全着色。熟期は1月下旬〜2月頃。晩生。冬季温暖なところが適する。
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太田ポンカン。 樹勢が弱く豊産性なため、施肥・有機質補給などを十分に行い、樹勢の維持につとめる。糖度は中程度だが、酸の減少が早く、12月には食べられる。早生。
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森田ポンカン。 樹勢はやや弱く、果実の外観は温州みかんに似る。12月上旬には完全着色。太田ポンカンより酸がやや高く、糖度も高いので食味は濃厚。2月末まで貯蔵できるが、やや香気に欠ける。
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| ユズ |
1.JPG) 本柚 |
ユズ。一才柚に対して本柚とも。 果実は独特の芳香に富む。樹姿は直立性で樹勢は強い。放任すると見上げるような大木となる。栽培されている柑橘類の中では、耐寒性が最も強い部類に入る。10月中旬頃から着色し始め、完全着色時には鮮黄色となるが、12月までならせておくと濃黄色になる。 当社には以下の3品種があります。 |
| 木頭(きとう)ユズ。大果、豊産性。果汁量が多く果皮が厚い。 |
| 山根(やまね)ユズ。中果、隔年結果少なく豊産性。トゲは小さめ。 |
| 多田錦(ただにしき)。小果、隔年結果少なく豊産性。周囲に受粉樹なければ種無しとなる。 |
| 一才柚、花柚 |
いっさいゆず、はなゆ。 ユズによく似た近縁種。多少香りが弱いが、果汁・皮をユズ同様に利用可能。木がコンパクトで実が良くつくので育てやすい。隔年結果少ない。5-6月に開花。
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 レモン |
レモンの開花習性は他の柑橘類と大きく異なる。レモンでは結果母枝となるのは1年生枝だけでなく、2−3年生枝にも花がつく。また、四季咲き性が強く、条件が良ければ5月の他に、7−8月、9−10月の3回開花する。ただし、遅い果実は冬季の寒害に注意。 冬の最低気温がマイナス3度以下にならず、夏の降水量が少ない所が適し、瀬戸内で栽培が盛ん。 |
アレンユーレカ。Allen
Eureka。 ユーレカレモンの一品種。樹勢強すぎず比較的とげが小さい。結実期に達するのが早く豊産性。耐寒性あり。収穫期12―4月頃。
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クックユーレカ。Cook
Eureka。 ユーレカレモンの一品種。樹勢強すぎず比較的とげが小さい。結実期に達するのが早く豊産性。果実品質良好。収穫期12―4月頃。
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